「ふき」の出荷が最盛期に
遠賀町の特産品である「ふき」の出荷が最盛期を迎えています。
遠賀のふきは、11月から5月いっぱいまで出荷されますが、3月から4月にかけてが、もっとも出荷量の多い時期です。
ふきは大きなものだと2m近くまで成長するとのこと。
ふき農家の白木家では朝早くから親子3代で刈り取り作業が始まります。
伺ったときにはすでに当日の刈り取りが終わり、90歳のおじいさんが片づけ作業をされていました。
ハウスで刈り取られた大量ふきが、軽トラックごと倉庫に持ち込まれた後は、一日中、出荷の準備に追われます。
ふきは、そのサイズによって5L、4L、3L、2Lと分類されます。
遠賀のふきは大きくて柔らかいと評判だそうです。
サイズの揃ったふきは、綺麗に包装され、JAを通じて福岡・山口・広島・岡山といった西日本一円に出荷されていきます。
昨年はふきの植え付けが遅く、天候にも恵まれなかったそうですが、今年に入って順調に生育しているとのこと。
「例年と比べても、まずまずの出来だと思います」
とふき農家を継いだ白木孝志さんが答えてくれました。
遠賀のふきの味覚をみなさんもぜひ味わってみてください。
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